色々な音楽ライブに足を運びますが
「何でこんなにいいバンドなのに
お客さんが少ないんだろう・・・」
と思うことがよくあります
演奏もパフォーマンスもバッチリで
観ていて興奮するクオリティです
しかし、会場内がガランとしていると
それもイマイチ伝わりません
というか伝える相手がいません
これでモチベーションを維持して
ライブを続けていくのは難しいです
まず、その日のライブがどうだったか
感想を聞ける相手が少ないことと
自分たちの演奏が良かったかどうか
客観的に知ることができなくなるのも
バンドにとって大きなマイナスです
集客するには練習が必要です
その上、チケットノルマを達成
できなければ自腹ライブですからね
ここまでくるともはや苦行です(笑)
だからお客さんを呼ぶというのは
音楽を続けていく上で非常に
大切なことだと僕は思っています
ここ最近はじめた音楽イベントは
「このバンドはギャラをもらっても
いいくらいのクオリティだな」
と思ったアーティストに声をかけて
【バンドにギャラを払えるイベント】
として育てていくつもりです
そして、駆け出しの若手バンドが
集客の練習ができるイベントにも
していきたいと思っています
だからチケットノルマは無しで
5~10名以上のお客さんを呼べたら
そこからバックを払うシステムです
若手バンドに足りないお金に対する実感
集客の目安として2,500円チケットで
とりあえず最低5人お客さんを
呼べるようにして欲しいですね
バンドをはじめたばかりの
若手のスタートラインはそこです
それでも売上12,500円ですから
自分たちのライブの対価として
お客さんにお金を払ってもらう…
これは思ってるよりも甘くありません
相手は時間を割いて、交通費も払って
会場に足を運んできてくれています
その実感が薄い若手バンドは多いです
自分がお金を払う感覚と
相手が払う感覚を同じように捉える
というのは意外と難しいものです
なぜなら、本当に相手の立場に立って
モノゴトを考えられるように
ならなければ出来ないことですから
集客するために絶対に必要なこと
そう考えると、SNSでただ漠然と
ライブ告知しているだけでは
お客さんに足を運んでもらえるとは
とても思えないなぁ…となりませんか?
告知してれば何人かのお客さんは
「きっと」来てくれるだろう
という程度の感覚ではダメなんです
「きっと」ではなく「確実に」
その為に必要なこととは何でしょう?
それは【集客目標の明確な設定】です
いまアナタが組んでいるバンドが
全員これを意識しているでしょうか?
目標設定していないバンドが
「お客さんが来ない」と嘆いているのは
行きたい場所の分からない人が
お巡りさんに道を尋ねるようなものです
「スイマセン…道を聞きたいのですが」
「その前にどこに行くのですか?」
まず集客できてない自分たちを認める
だから2,500円チケットで5人
まずはここをクリアしてください
5人呼べなければ10人呼べませんし
10人呼べなければ100人呼べません
ものすごく当たり前のことですが
まず、現実を直視することからです
5人呼べていない自分たちを認める
「イベント内容が悪かったから…」
「今日は天気が悪かったから…」
「日が悪かったから…」
考えたくなる気持ちは分かります(笑)
でも目標設定してなかったですよね?
バンド全体で「最低5人は呼ぶ!」
という明確な意識があれば
やるべきことがハッキリしてきます
5人編成のバンドなら1人あたり
お客さんを1人呼べばいいだけです
本気じゃなければ相手に伝わりません
それも難しいようならSNSを使う
それでも足りなければDMを送る
まだ足りないなら電話するくらいの
本気の気持ちでやってください
それでようやく相手に伝わります
溢れた分しか想いは届かないんです
「そこまですんの!?」と思ったら
気持ちを切り替えましょう
そこまでするのが普通なんです
色々なライブのお誘いを受けますが
「本気で来て欲しいと思ってないな」
というのは何となく分かりますよ
目標設定するとアイデアが生まれます
本気ならこういうDMまで送れます
ライブに本当に来て欲しい!
という想いが溢れているからこそ
こういう手紙を友人、知人に届ける
発想やアイデアが出てくるのです
この画像を見ていると僕もまだまだ
想いが足りてないなと思います
まとめます、バンドでお客さんを
本当に増やしたいと思っているなら
(1) 集客目標を明確に設定する
(2) 目標人数に必要な手段を考える
(3) アイデアを本気で行動に移す
最低限、これはやらないとダメです
集客できているバンドはこれらに
更に+α付け加えてますからね
それを考えると意識していなかった
自分たちが怖くなってきませんか?
まだ間に合います、想いが本気なら
きっと相手にもそれが伝わるはずです
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