音楽イベントの集客に+αをつける3つの要素の効果的な組み合わせ

音楽ライブにおける【集客10%の法則】

という記事を以前に書きまして

検索エンジンからのヒットも入って

くるようになってきましたので

「では、どうすれば10%に+αの

集客効果を付けることができるか?」

という内容について書いていきます

 

まずおさらいとして、前提条件です

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(1) コンスタントにライブ活動を

続けているバンド、アーティスト

(※平均して月1ペースのライブ)

 

(2) 今まで関わることの無かった

出演者が集まったライブイベント

 

(3)初回、または認知度の低い企画で

チケット代は2,000~3,000円の範囲

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4年間の音楽イベントのデータから

この条件でバンドに出演してもらうと

大体ピークの5~10%の集客になる

という結果が導き出されました

つまりワンマンで100人集められる

バンドであれば5~10人、200人なら

10~20人といった数字になります

 

集客に+αをつける3つの方法

もちろん、あくまで平均値なので

曜日や企画内容によって上下はします

一応、取材して集客状況も把握して

出演オファーをかけてきたので

こういった傾向に気が付きました

では、これに+αをつける方法として

3つご紹介していきたいと思います

 

まず1つ目は「お客さんの知っている

バンドが複数ある企画を組む」です

例えばA、B、Cというバンドがいて

通常のライブだとお客さんから見て

A・・・お目当てバンド

B・・・全く知らないバンド

C・・・全く知らないバンド

 

といったカタチになると思います

この状況だと集客10%の法則が働き

9割近くのお客さんが来ません

まあ、当たり前の話ではあります

これだけ色々なライブに行っている

僕ですら「全く知らないバンド」

ばかりのライブは行き辛いですし

 

身内ライブかもしれませんが…

なのでお客さん目線から考えると

A・・・お目当てバンド

B・・・よく知っているバンド

C・・・全く知らないバンド

これだと少し行きやすくなりますね

この状況を更に意識して対バンを

組んでいくとこんな感じになります

 

A・・・お目当てバンド

B・・・よく知っているバンド

C・・・よく知っているバンド

これならお客さんが会場に足を運ぶ

メンタルブロックはだいぶ下がります

身内ライブじゃねーか!とツッコミが

入りそうですが、お客さん目線です

 

あとはチケット販売の対象相手が

かなり被るのでそこは上手く話し合い

解決していけばいいと思います

これで10~20%の集客増が見込めます

バンド側も呼びやすくないですか?

「〇〇さんのバンドも出るよ!」

といった風に声がけもできますし

 

チケット代の金額を再考する

「メンタルブロック」という言葉が

出てきましたが、要するにお客さんの

メンタルを意識するということです

チケット料金に関しても一定ラインを

下回るとそのブロックが下がります

3,000円チケット、2,000円、1,000円

失敗してもいいやと思える金額です

 

例えば先ほどの「知らないバンド

ばかりが出演するライブ」の場合で

3,000円・・・はどうでしょう?

2,000円・・・だと悩みますか?

1,000円・・・予定は空いているけど

この位なら失敗してもいいや、と

相手が思うような金額を意識します

 

あと、交通費も考えてあげましょう

都内のライブに行くとしたら

首都圏内で普通に往復1,000円以上は

かかってきますので、チケ代プラス

交通費で相手のメンタルを想像します

もちろん値下げは最終手段ですが

再設定の余地があれば考えましょう

 

特別クーポンチケットの見本

特別感を持ってもらえるクーポン

あとは小技ですがクーポンを用意して

あげるだけでも変化は出せます

意外とやってないバンドが多いですね

枚数限定にして本当に来て欲しい人に

メッセージ付きでまず画像を送信

「来ていただけるならこれに名前を

記入したものをお送りいたします!」

 

この「相手の名前をわざわざ書く」

という特別感がとっても大事です

ランダムにクーポン券を乱発しても

全く意味はありませんのでご注意を

一応テンプレとして画像を乗せて

おきますのでご自由にお使い下さい

文字はアプリを使えばいいだけです

 

複数の集客要素を効果的に使う

いかがでしたでしょうか

・お客さんの知っている演者を増やす

・顧客目線でチケット代を再考する

・特別感を持ってもらえるアイテム

「何だ、当たり前のことじゃん」

と思う内容ですが、3つ合わせ技の

+αはバカにできない数字になります

 

10%が15%~20%にまでなれば会場の

賑わい感が1.5~2倍になるわけです

他にも色々と方法はあると思いますが

要するに単発で解決するのではなく

複数の集客要素を効果的に組み合わせ

+αの相乗効果を生み出せるかを

意識することが重要となってきます

 

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