![田中永美が銀座SOLAで5回目のワンマンライブを開催している場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i0d44b2da5d7ff363/version/1551930740/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B0%B8%E7%BE%8E%E3%81%8C%E9%8A%80%E5%BA%A7sola%E3%81%A75%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
今まで200人ワンマン、300人ワンマン
といったワンマンライブを観てきて
ワンマンとは100人単位で人を集めて
ライブをやるものだというイメージが
世間的にあるような気がしますが
3ヶ月に1回くらいのペースで30~40人
規模のワンマンというカタチもあります
継続性という点から見るとそちらの方が
意外と難易度は高いかもしれませんね
単発で100~300人のお客さんを集めて
ドカンとライブをやるインパクトは
ありませんが、継続的なワンマンには
それはそれで演者にもお客さんにも
そこでしか味わえない魅力があります
2019.2.23、銀座SOLAにて開催された
シンガーソングライター、田中永美さん
5回目のワンマンがまさにそうでした
会場に着くと既に30人位のお客さんが
席で談笑したり、久しぶりに会った
知り合いと楽しそうに会話しています
この雰囲気はこの人数ならではです
![田中永美が銀座SOLAで5回目のワンマンライブを開催している場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/ie0734ec6aa1559d5/version/1551930746/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B0%B8%E7%BE%8E%E3%81%8C%E9%8A%80%E5%BA%A7sola%E3%81%A75%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
継続的なワンマンを続ける課題
100人単位のワンマンライブの場合は
まず着席ではなくスタンディングですし
知人と偶然に会うことも少なくなります
ロックやメタルなど激しいジャンルなら
そちらの方がいいかもしれませんが
アコースティック系なら座ってゆっくり
楽しみたいという方も多いはずです
一長一短でどちらが良いとは一概には
言えませんが、ジャンルや曲調など
自分の演奏スタイルに合ったワンマンで
お客さんに楽しんでもらえる工夫を
していけばよいのではないでしょうか
もちろん継続的な30~40人ワンマン
にも続けていく為の課題はあります
![田中永美が銀座SOLAで5回目のワンマンライブを開催している場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/if5db1518860e563d/version/1551930755/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B0%B8%E7%BE%8E%E3%81%8C%E9%8A%80%E5%BA%A7sola%E3%81%A75%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
マンネリをいかに克服していくか
それはいかにマンネリを打破するかです
同じ会場でワンマンを年間3~4回
やっていく中で、いかに毎回お客さんの
期待に応え続けていくことができるか
これはなかなか難しい問題ですね
田中永美さんの場合は「参加型ライブ」
にすることで色々と工夫をしていました
「みんなで歌を作ろうプロジェクト」
と題してテーマをお客さんに伝え
テーブルに用意されている付箋にそれに
関連したフレーズを書いてもらいます
例えば前回のテーマは「奇跡」で
彼女はお客さんが考えたフレーズを
使って書いた新曲を披露していました
これはとても素敵なやり方ですよね
この規模の人数で着席スタイルのライブ
というメリットを最大限に生かしてます
フレーズを書いたお客さんも自分が
考えたアイデアが曲になって生まれる
という新鮮な体験をすることができます
あとは改善を繰り返していくだけです
![田中永美が銀座SOLAで5回目のワンマンライブを開催している場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i4837509a92567d8d/version/1551930774/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B0%B8%E7%BE%8E%E3%81%8C%E9%8A%80%E5%BA%A7sola%E3%81%A75%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
ライブ演出の参加率を上げる工夫
例えば集まったフレーズのアイデアを
ライブ中のMCで全て発表していくとか
印象に残ったベスト3というカタチで
伝えるのもいいかもしれません
要するに「参加率」を上げる改善です
課題をSNSで前もって伝えるというのも
やってみるといいかもしれませんね
そして採用されたフレーズを投票して
くれた方にはライブの無料チケットを
プレゼント、など景品を用意したり
お客さんが楽しんで「参加したいな」
と思ってもらえるようなライブ演出を
いかに考えていけるかが今後の大きな
課題になるのではないでしょうか
![「みんなで歌を作ろうプロジェクト」で使われているノートと付箋](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i0199e1e732370838/version/1551930544/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%A7%E6%AD%8C%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8D%E3%81%86%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A8%E4%BB%98%E7%AE%8B.jpg)
参加型演出のもう1つの副産物
また、このお客さん参加型のフレーズ
投票演出は彼女が作曲する際の
インスピレーションを与えてくれる
役割を果たしているのもポイントです
曲作りを1人でずーっとやっていると
煮詰まって書けない時期もあります
「閃き」のキッカケって大事なんです
彼女がそこまで狙っているとしたら
なかなかやるなと思います(笑)
ちなみにネタバレになりますが・・・
僕がこうやってライブに足を運んで
記事を書くのもインスピレーションを
受けて閃くきっかけをもらう為です
良い音楽を聴くとアイデアが生まれます
【関連記事】
⇒Zepp東京出演の予選企画に田中永美さんを推薦!その理由とは?
⇒多様化した演奏公開の場所で彼女が選んだのは何とフォーク酒場でした
⇒都内に50~80人キャパの幻想的でユニークなホールを発見しました
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