多様化した演奏公開の場所で彼女が選んだのは何とフォーク酒場でした

銀座駅前の通りで雨が降っている景色

ここ最近で自分の演奏を公開する

「場所」が大きく広がってきました

2000年代くらいまでであれば

それはライブハウスか路上ライブの

ほとんど2択といった状態で

演者はせっせとデモ音源を作っては

ハコに持ち込んだりしたものです

 

それから2005年にYouTubeが登場し

プレイヤーが演奏を公開する場所が

どんどんネットに移行していきました

サウンドクラウド、マイスペース

もはやライブハウスで演奏しなくても

ネットという空間で楽曲を発表できる

(しかも高音質で)時代になったのです

 

そして2007年に初代iPhoneが発売され

その流れは更に加速していきます

ツイキャス、ショウルームといった

スマホアプリの仮想空間で手軽に

ライブ演奏ができるようになり

しかもそこから自分の演奏で売上を

発生させることも可能になりました

 

ライブハウス「銀座SOLA」の案内

多様化してきた演奏公開の空間

そうなると今の10~20代の世代に

自分の演奏を初めて発表したのが

「YouTubeの弾いてみた」

「ツイキャス」「ショウルーム」

といったプレイヤーが出てきます

実際、SNSを見ているとそっちの方が

主流になっているのが現状です

 

さて、そんな時代の流れに逆行して

いるかのような若手の演奏者がいました

女性のシンガーソングライター

しかも、ミス・アースという世界的な

ミスコンの東京大会で準グランプリ

「ミス・ウォーター」を獲得してしまう

ような魅力をもったアーティストです

 

そんな「田中 永美」さんが初めて

自分の演奏を発表するのに選んだ場所

それはいわゆる「フォーク酒場」と

呼ばれている団塊世代の憩いの場でした

日本のフォークソングブームを

リアルタイムで過ごしてきた世代です

 

田中 永美が銀座SOLAのワンマンライブで演奏している場面

彼女が選んだ演奏場所はフォーク酒場

しかもギターを持って飛び込みです

50~60代のオジサンたちが酒飲んで

ガヤガヤしてる酒場でそれをやるのは

並のメンタルではありません

上記の画像の女性がフォーク酒場に

いきなり飛び込んで歌うんですよ?

 

それはまるで不思議の国に迷い込んだ

アリスがトランプの兵士たちを前に

歌い出すようなものではないでしょうか

それはもう兵士たちは大喜びです

自分の子供くらいの女性が目の前で

素敵な歌を披露してくれるのですから

 

彼女は不思議な魅力を持っています

それはヒトコトで言うと「対照」です

彼女の出身は群馬県ですが

ワンマンライブは銀座、対照的ですね

ミスコンで準グランプリを獲得

ライブはフォーク酒場、対照的ですね

 

田中 永美が銀座SOLAのワンマンライブで演奏している場面

銀座のワンマンライブは大盛況でした

2018.6.23 銀座SOLAでのワンマン

(ここはフォーク酒場ではありません)

そんな対照を包む器があるからこそ

こんなに沢山の方々が応援にきました

ここに来ていたお客さんの多くは

彼女がフォーク酒場で演奏してきて

繋がり、知り合ってきた人達です

 

この上品な銀座の空間の中で

お客さん同士で繰り広げられる会話は

「クラプトンのライブ行った?」

「ギブソンのギターは・・・」

まさにフォーク酒場さながらでした

彼女のライブならではの光景です

 

田中 永美の兄妹たちの共作ハガキ
田中永美さん兄妹が共作したポストカード

アナタに合った場所はきっとあります

時代の流れに乗ってオンラインや

アプリでの仮想空間でライブをする

ことだけが正解ではありません

彼女のように飛び込みで演奏し

それを続けて銀座でワンマンできる

ようになるアーティストもいるのです

 

彼女は少数派のタイプだと思います

でも、だからこそこれだけの

普通では繋がれない客層を集めて

ライブができるようになったのです

他人がマネするのが難しい強みと個性

僕はこれを「差別化」と呼びます

 

これだけ多様化してきた演奏の「場」

それは自分の歌を「誰」に届けたいのか

「何のために」演奏を公開するのか

試行錯誤していく中で変わっていきます

今のアナタに合った場所はもしかしたら

フォーク酒場なのかもしれませんよ

 

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