こうすれば効果的な音楽フライヤーになる!広告の因数分解と分析

音楽ライブのフライヤーにおいて

「デザイン重視」と「集客重視」の

2種類について前回お話しましたが

(この記事の最後にあるリンクを参照)

よほど人気があって勝手にお客さんが

来てくれるようなバンドでない限り

普通は集客を重視するはずです

 

では集客重視のフライヤーを作るには

いったい何が必要なのでしょうか?

それは「広告作成の基本知識」と

広告を因数分解して分析する習慣です

まずDRM(ダイレクト・レスポンス・

マーケティング)を知らないと損します

 

昔であれば(2000年前後)これだけで

集客できた時代もありましたが

ネット環境がここまで整った中で

もはやこの知識は基本項目になりました

今の若い方でこれ自体は知らなくても

ネットで毎日のように目にするので

何となくマネしている人もいます

 

音楽フライヤーを因数分解して分析している画像

広告作りはプラモの組み立てと同じです

要するに広告をプラモデルと見立て

その組み立ての説明書みたいなものです

神田 昌典さんという方が海外から

そのテクニックを日本に取り入れて

初期の頃は絶大な効果がありました

しかし、今となっては基本的な知識です

 

これを知らないのは英語も分からず

海外で暮らすようなものです

カタコトで何とか言葉は交わせるかも

しれませんがきっと不便ですよね

なので英単語や文法を覚えて

会話ができるように普通はします

 

広告においてそれにあたるのが

「因数分解による分析」となります

プラモデルの1つ1つのパーツを

バラしてそれが一体なんなのかを

考えるクセをつけるということです

では英単語や文法を覚えるような

感覚で実際にそれをやってみましょう

 

音楽フライヤーを因数分解して分析している画像

フライヤーの最重要項目は「見出し」

まずは最重要項目の「見出し」です

そして続きが読みたくなるように

促す役割をもつ「小見出し」

この2つをまず覚える必要があります

見出しの無い広告は不親切です

相手がどこから読めばいいのかを

分かりやすくする案内でもあります

 

そしてその2つに必要な4つの要素が

「ターゲティング」「新情報」

「相手へのメリット」「好奇心」です

突き詰めるとこれらをどう組み合わせて

ブレンドするかで全てが決まります

そのくらい見出しは重要なのです

 

例えば上記の「小見出し」を

『主婦が活躍するバンドや主婦を

応援するアーティストたちが

渋谷から主婦の元気を発信します!

新発売CDを会場で無料プレゼント!』

とすると(ターゲティング+新情報

+相手のメリット+好奇心)となります

 

4つの要素をいかに組み合わせるか

「新発売CDを無料プレゼント」が

(新情報+相手へのメリット)となります

『どんなCDなんだろう?』という

気持ちを相手に持ってもらえるように

(好奇心)を刺激する狙いもあります

このような感じで4つの要素をいかに

魅力的に組み合わせるかということです

 

これについてもっと知りたい方は

ジョン・ケープルズという人が書いた

「ザ・コピーライティング」という

本を読むことをオススメします

見出しだけで1冊の本になるほど

重要で奥深いというのが分かります

 

音楽フライヤーを因数分解して分析している画像

自分の作った広告を因数分解して分析

そして下の部分はこんな感じです

要するに上から下まで相手に

興味を持って最後まで読んでもらい

最終的にレスポンス部分で反応して

もらうことが目的となります

だからダイレクト・レスポンス・

マーケティングと呼ばれているのです

 

プラモを組み立てる、という言葉の

意味がお分かりいただけたでしょうか

フライヤーもセールスレターと同様に

必要な要素を組み立てていきます

その組み合わせの数は膨大です

だからテストを重ねて反応を見ます

 

こうやって自分の作った広告を

改めて分析してみると「新情報」の

要素が少ないなーと反省してます(笑)

コンビニやスーパーで何故あんなに

新発売のシールが貼ってあるのか

その理由はこういうことだったのです

 

最も人の本能に訴える要素は「新情報」

人は「新情報」に惹かれます

老人よりも赤ん坊が見たいのです

すでに知っている商品よりも

新しいものに興味があるのです

それは人間が進化していく上で必要な

もはや本能ともいえる欲求です

 

それが無ければ新しい発明も無く

PCやスマホ、現代の便利な技術も

きっと生まれなかったことでしょう

つまり要素として最も強烈なものです

そしてそれを効果的に演出するのが

「相手へのメリット」「好奇心」

 

こんど電車に乗った時にでも

周りの広告をその視点で見てみましょう

興味を惹かれる内容のフライヤーは

それらがうまく効果的に組み合わさって

作られていることに気付くはずです

効果がある広告には必ず理由があります

前回のコチラの記事もご参照ください

⇒【集客重視】ライブのフライヤーに掲載すべき内容のチェックリスト

 

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