アカペラのワンマンに挑戦!120分越えのライブをどう演出するか?

akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面

アカペラでワンマンライブをやろうと

考えている人達に参考になりそうな

音楽イベントが渋谷で開催されました

2018年11月24日、ボーカリストの

Akkoさんがホイットニーヒューストン

の曲だけをアカペラで披露するという

かなりチャレンジ精神が溢れる企画です

 

しかも完全にソロでのライブです

それで120分を超えるステージをやる

という彼女の思い切った決断と挑戦

この日は渋谷nobというライブバーに

たくさんの人達が応援に駆けつけました

そして、どんなライブになるのだろう

という好奇心もあったと思います

 

Akkoさん自身、普段はアカペラ専門で

活動しているわけではありませんが

何か思うところがあったのでしょうね

ボーカリストとしての殻を破りたい

この壁を乗り越えたいという想いが

きっと心のどこかにあったのでしょう

このライブからそんな決意を感じました

 

akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面

演者としての成長を選んだ彼女

プレイヤーとしての成長を望むなら

挑戦し続けるしか方法は無いですからね

自分より上手い人と演奏したり

今までやったことの無いライブで

いかに己の演奏に磨きをかけていけるか

アカペラだけのライブでどうやって

お客さんを飽きさせず満足させられるか

 

今回、特に注目していたのはそこです

どんなにスペシャルなボーカリストでも

アカペラだけで120分以上のステージを

やるというのは難易度Sクラスです

自分がやることを想像しただけでも

僕は足がガクガク震えてきます(笑)

彼女はそこをどう解決したのでしょう?

 

akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面

ライブに不確定要素を入れる

「お客さんを飽きさせず満足させる」

ここをどうやってクリアするかが

今回のライブの最重要ミッションです

Akkoさん自身もそこはかなり意識して

セットリストや演出を組んだと思います

ただアカペラで歌うだけのライブだと

きっと2~3曲で「飽き」が出てきます

 

先が予想できてしまうようなライブは

観ていて退屈で面白くないものです

「ああ、次はこうくるんだろうな」

「セットリストもこんな感じだろうな」

つまり、お客さんを飽きさせないには

いい意味での裏切り「不確定要素」を

入れてあげる必要があるということです

 

そして今回、素敵な偶然により

「子供」という不確定要素が入りました

会場の子供が彼女のMC中に乱入したり

ステージではしゃいだりする姿が

ライブの雰囲気をとても和ませました

これは予想外の展開でしたが

いい意味での緊張感が生まれたのです

 

akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている時に子供が乱入した場面

子供が生んだ和やかな緊張感

「歌っている時に乱入するなよ~」

というまず保護者の緊張感(笑)

そして、会場のお客さんもステージを

見ながら子供の動向を気にしています

子供の行動は予測が難しいですからね

Akkoさんも歌いながら子供を見て

ジェスチャーでやりとりしていました

 

さあ、これで「不確定要素」が1つ

意図的ではありませんでしたが

こういうのは結果オーライです(笑)

あとは彼女が用意したサプライズ演出

バースデーケーキで中盤を盛り上げて

後半のステージへと繋ぎました

ここまでくれば大丈夫そうでしたね

 

渋谷nobでのアカペラのワンマンライブでバースデーサプライズをしている場面

チカラを発揮できる意識に変える

そして「アカペラでワンマン」という

意識だとすごく緊張してきますが

「アカペラ付きのトークショー」と

考えてしまえばいいのだと思いました

実際、彼女もそんな気持ちを持って

ステージに立っていたように見えます

じゃないと精神がもたないです(笑)

 

会場の空気を慎重に読みながら

セットリストを少し変えたり

漫談的なMCを入れて途中からは

「Akkoのアカペラ漫談トークショー」

というライブに進化してました(笑)

次回、ここをもっと詰めていけば

さらにいいライブになる気がします

 

このライブを乗り越えたことは

彼女にとって非常に大きいと思います

プレイヤーとしての自信、経験値

かなりの収穫ではないでしょうか

失敗する可能性は勿論ありましたが

それでも挑戦し続ける人にしか

成功と成長は訪れないのですから

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

Gポイント