![akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i42487bc2265f6ef6/version/1544230309/akko%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E6%B8%8B%E8%B0%B7nob%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
アカペラでワンマンライブをやろうと
考えている人達に参考になりそうな
音楽イベントが渋谷で開催されました
2018年11月24日、ボーカリストの
Akkoさんがホイットニーヒューストン
の曲だけをアカペラで披露するという
かなりチャレンジ精神が溢れる企画です
しかも完全にソロでのライブです
それで120分を超えるステージをやる
という彼女の思い切った決断と挑戦
この日は渋谷nobというライブバーに
たくさんの人達が応援に駆けつけました
そして、どんなライブになるのだろう
という好奇心もあったと思います
Akkoさん自身、普段はアカペラ専門で
活動しているわけではありませんが
何か思うところがあったのでしょうね
ボーカリストとしての殻を破りたい
この壁を乗り越えたいという想いが
きっと心のどこかにあったのでしょう
このライブからそんな決意を感じました
![akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/ic2119af64d16e71e/version/1544230328/akko%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E6%B8%8B%E8%B0%B7nob%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
演者としての成長を選んだ彼女
プレイヤーとしての成長を望むなら
挑戦し続けるしか方法は無いですからね
自分より上手い人と演奏したり
今までやったことの無いライブで
いかに己の演奏に磨きをかけていけるか
アカペラだけのライブでどうやって
お客さんを飽きさせず満足させられるか
今回、特に注目していたのはそこです
どんなにスペシャルなボーカリストでも
アカペラだけで120分以上のステージを
やるというのは難易度Sクラスです
自分がやることを想像しただけでも
僕は足がガクガク震えてきます(笑)
彼女はそこをどう解決したのでしょう?
![akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/if86a902b8a374ad3/version/1544230347/akko%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E6%B8%8B%E8%B0%B7nob%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
ライブに不確定要素を入れる
「お客さんを飽きさせず満足させる」
ここをどうやってクリアするかが
今回のライブの最重要ミッションです
Akkoさん自身もそこはかなり意識して
セットリストや演出を組んだと思います
ただアカペラで歌うだけのライブだと
きっと2~3曲で「飽き」が出てきます
先が予想できてしまうようなライブは
観ていて退屈で面白くないものです
「ああ、次はこうくるんだろうな」
「セットリストもこんな感じだろうな」
つまり、お客さんを飽きさせないには
いい意味での裏切り「不確定要素」を
入れてあげる必要があるということです
そして今回、素敵な偶然により
「子供」という不確定要素が入りました
会場の子供が彼女のMC中に乱入したり
ステージではしゃいだりする姿が
ライブの雰囲気をとても和ませました
これは予想外の展開でしたが
いい意味での緊張感が生まれたのです
![akkoさんが渋谷nobでアカペラのワンマンライブをしている時に子供が乱入した場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i0dccec8e3ba1311a/version/1544230360/akko%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E6%B8%8B%E8%B0%B7nob%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%99%82%E3%81%AB%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%8C%E4%B9%B1%E5%85%A5%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
子供が生んだ和やかな緊張感
「歌っている時に乱入するなよ~」
というまず保護者の緊張感(笑)
そして、会場のお客さんもステージを
見ながら子供の動向を気にしています
子供の行動は予測が難しいですからね
Akkoさんも歌いながら子供を見て
ジェスチャーでやりとりしていました
さあ、これで「不確定要素」が1つ
意図的ではありませんでしたが
こういうのは結果オーライです(笑)
あとは彼女が用意したサプライズ演出
バースデーケーキで中盤を盛り上げて
後半のステージへと繋ぎました
ここまでくれば大丈夫そうでしたね
![渋谷nobでのアカペラのワンマンライブでバースデーサプライズをしている場面](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8d6e846026c53c71/image/i600495113e95ae0e/version/1544223324/%E6%B8%8B%E8%B0%B7nob%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%A7%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A0%B4%E9%9D%A2.jpg)
チカラを発揮できる意識に変える
そして「アカペラでワンマン」という
意識だとすごく緊張してきますが
「アカペラ付きのトークショー」と
考えてしまえばいいのだと思いました
実際、彼女もそんな気持ちを持って
ステージに立っていたように見えます
じゃないと精神がもたないです(笑)
会場の空気を慎重に読みながら
セットリストを少し変えたり
漫談的なMCを入れて途中からは
「Akkoのアカペラ漫談トークショー」
というライブに進化してました(笑)
次回、ここをもっと詰めていけば
さらにいいライブになる気がします
このライブを乗り越えたことは
彼女にとって非常に大きいと思います
プレイヤーとしての自信、経験値
かなりの収穫ではないでしょうか
失敗する可能性は勿論ありましたが
それでも挑戦し続ける人にしか
成功と成長は訪れないのですから
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