「ジャズと落語の共通点」
というワードでネットを検索してみると
大きく5つの内容にまとめられました
1つは古典というスタンダードがあって
それに演者がアドリブを効かせたりして
独自の芸に仕上げていくという点です
確かに両方とも古典が重要視されてます
次にジャズ音楽家に落語好きな人が多く
また落語家にもジャズが好きな人が多い
というのも共通点として挙げられます
そしてこれは世間的なイメージですが
両方とも少し敷居が高い感じがあります
その反面どちらもお店のBGMや催事で
使われやすいという汎用性を持ってます
と、ここまでの4つはネットで調べて
僕なりの解釈でまとめてみたものですが
実際にジャズと落語のコラボ企画を見て
もう1つ共通点があるのに気付きました
それは「変拍子」や「タメ」といった
リズムの使い方がとても似ている点です
もちろん4拍子や2拍子も使っています
共通点をまとめるとこんな感じです
・古典というスタンダードナンバーに
演者が独自の工夫を入れて芸に昇華する
・ジャズ音楽家に落語好きな人が多く
また、落語家にはジャズ好きが多い
・世間的には敷居が高いイメージがある
・お店のBGMや催事で使われやすい
・両方ともリズムの使い方が似ている
横浜で開催されたジャズと落語の企画
2020年2月22日「横浜にぎわい座」にて
ジャズと落語のコラボ企画があるという
情報が入りましたの行ってきました
僕が上記の内容に興味を持った理由は
ここで実際に予想以上のジャズと落語の
相性の良さを目撃して驚いたからです
生で落語を見たのは初めてのことでした
主催は「(株) 松下工業所」となります
代表取締役の松下様よりお誘いを受け
ついに今回、取材することができました
出演はジャズシンガー「CHIEKO」さん
3人組ジャズユニットからはじまり
「林家なな子」さん「林家たけ平」さん
お2人の落語の演目がそれに続きます
ジャズ、落語、落語という順番の
ステージでしたが、ハッキリ言います
めっっちゃ良かったです
いつも音楽ライブばかり行ってますが
素直に「落語とのコラボありだなぁ」
と写真撮影しながら感心していました
落語ってすごく面白いものなんですね
入場料金は果たしていくらなのか?
興味が無いわけではないのですが
寄席に行く機会がなかなか無いですし
落語に詳しいわけでもありません
そんな僕でも初めて生で落語を見て
「ちょっと今度いってみようかな」と
思ったほどの大満足なステージでした
ちなみに気になる入場料は・・・
なんと、995円!!!
この内容でその金額っすか!?
という驚きも実は結構ありました(笑)
僕もたまに音楽企画をやったりするので
頭の中でソロバンをパチパチはじいて
「この料金設定をする勇気は・・・」と
主催者視点で色々と想像していました
イベント終了後に松下社長とお話する
機会があったので伺ってみたところ
「まあ、道楽みたいなもんですね」と
とっても太っ腹な回答をいただきました
学生時代は落研、プロレス研究会に入り
この会場でプロレス興行をしたことも
あるという、まさに生粋のイベンター
ジャズと落語の楽しさを味わえる企画
ジャズのステージもとても素敵でしたね
CHIEKOさんの表現が豊かなボーカルと
安心感あるベース、味わいあるギターで
皆が知っている名曲を演奏していきます
3人とも今まで色々なステージで演奏を
してきたんだろうな、と思わせてくれる
大人音楽をしっとり聴かせてくれました
会場は満員御礼で、やはり年配者が多く
若者がチラホラと混ざった客層です
このイベントはジャズや落語に興味が
あるけど行く機会がなかなか無い人への
いい「キッカケ」になると思いました
今の若いコたちが見てもきっと面白いと
感じるイベント内容だったなと思います
次は10~20代位の世代を連れていって
ぜひ率直な感想を聞きたいものですね
次回の開催は2020年5月4日の予定です
コロナの影響で開催されるか心配ですが
そのあたりの情報は「横浜にぎわい座」
公式サイトをチェックしてみて下さい
一応、フライヤーも載せておきますね
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