バンドの「集客力=演奏力」という方程式は成り立つか?

もしも、バンドの集客力と演奏力が

比例するとすれば

演奏の上手いバンドであればある程

ライブ会場には毎回たくさんの

お客さんが来てくれるはずです

しかし、実際はそうではない・・・

という方も多いのではないでしょうか

 

他の要素が何も無ければ

【集客力=演奏力】

という方程式になりそうですが

結局のところ、そんなに単純な

数式にはならないということですね

 

実際のところはきっと

【集客力=演奏力+X+Y+Z…】

といったような・・・

もしかしたら掛け算や割り算

2次方程式なんかも

出てくるかもしれませんね(笑)

 

東京都浜町「ブックシェルフカフェ」で演奏する音楽ユニット「いなのとひら・のとこば」

次に繋がるお客さんをもっと増やしたい本音

2016.12.10

東京都浜町「ブックシェルフカフェ」で

「いなのとひら・のとこば」の

ギターボーカル、稲野さんと

ライブ終了後に少しそういった

お話をしたのが印象的でしたので

今回はその【X,Y,Z…】について

考えていきたいと思います

 

このユニットは本当に素晴らしい

演奏力と世界観を持っていて

ライブが終わるたびに

会場のお客さんから絶賛されます

・・・が!それならもっと次に繋がる

お客さんが増えていっても

いいのではないか、という本音も

実は少し抱えていたりします

 

しかし、そこはさすがベテラン

音楽活動を30年以上してきて

Facebookのアドレス交換なども

会場のお客さん達としっかり

やっていらっしゃいました

 

年齢と共に減少していく音楽への関心

やはり要素の1つとして

【年齢】というのは大きいです

段々と周りに声をかける

友人や知人が減っていく中で

それをカバーする役割を果たすのが

そういったSNSだったりします

 

仕事や家庭を持つと

時間調整などが難しくなったりする

というのもありますが

そもそも【年齢】が上がっていくと

音楽そのものへの

関心が下がってきてしまう人が

増えていくというのが現実です

 

≪音楽に関心のある世代別割合≫

学生…74.7%

20代…64.1%

30代…48.3%

40代…41.6%

50代…34.7%

60代…26.7%

(日本レコード協会2015年度版

音楽メディアユーザー実態調査)

 

音楽に関心のある人を増やす解決策

つまり、ベテランになって

演奏力がようやく円熟してきた頃に

実は周りで音楽に関心のある人達が

どんどん減ってしまっている

という皮肉な現状となります

 

ではどうすればいいのでしょうか?

年齢が上がるに従って

音楽に関心のある割合が

減っていくとしたら

【音楽に関心のある別の世代に

アプローチをかける】

というのがシンプルな解決策です

 

【年齢】が集客力を減らす要因に

なるとすれば、それを解消するのが

他の世代へのアプローチを可能にする

【SNSの活用】などになります

アドレス交換をする時も

それを意識すると、新しい顧客層の

開拓に繋がるかもしれません

 

東京都浜町「ブックシェルフカフェ」で演奏する音楽ユニット「いなのとひら・のとこば」

世代間を超えた理想のライブを実現するために

30代、40代、50代~で現役で

音楽活動をされている方は

データの数字を見なくても

きっとそれを肌で体感されていて

だからFacebookなどの活用が

活発なのかもしれません

 

実際、使い方も非常に

勉強になる場合が多いです

今の若者たちに読んでもらいたいと

思う記事も多いですし

逆にツイッターなどでは

今の若者たちの投稿で感心して

しまうようなものも沢山あります

 

そこから世代間を超えて

繋がるきっかけが増えていけば

ライブ会場のお客さんの顔ぶれも

ガラッと変わっていくかもしれませんね

⇒第2回フォークおやじバトル「いなのとひら・のとこば」優勝!

いなのとひら・のとこば
「みんなの唄」

≪作詞/作曲:稲野 真人≫

登録:パンプキンミュージック

映像:クリエイティブ・コモンズ

パブリックドメインフリー素材
著作者:panDx1

 

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