「失敗しないライブハウス選び」で意識したい5つのポイントとは?

ども!先日リリースした記事

⇒今まで行った57件のライブハウス音響&照明が良かったベスト3発表!

がSNSで軽くバズったので(拡散のこと)

調子に乗って2匹目のドジョウを

狙っていきたいと思います!

 

ライブハウスを検索してみると

キャパやノルマといった出演条件の

詳細は調べることができますが

音響や照明についてはやはり

動画が無いと難しいということで

 

そこが上記の記事がウケた

大きな理由なのかな~と

自分なりに分析してみました

実際に演奏してみないと

分からない部分は多いですからね

 

ライブハウス選びで意識したいポイントとは?

では音響や照明が良ければ

ハコとしてバッチリなのかというと

店選びの基準は他にも沢山あります

そこで今回は「失敗しない

ライブハウス選びのポイント」

についてまとめていきたいと思います

 

音響&照明ナンバー1をとったのは

「HEAVEN青山」というお店でしたが

もし、あなたのやっている音楽が

メタル、ラウド、ノイズ、パンク

ガレージ系といったジャンルであれば

このお店の雰囲気には合いません

 

要するに「自分たちのやっている

音楽ジャンルとお店の空気が

マッチするかどうか」というのが

最初に意識したいポイントです

でないと全く畑違いの趣味を持った

お客さんの前で演奏することになります

 

中野新橋にあるライブバー「星屑と三日月」夜の外観

60代の男性が銀座のハコを選んだ理由

ちょうどこの記事を書いている

1年前、2016年10月の時のことです

中野新橋にある「星屑と三日月」

というバーで小竹さんという方と

たまたま知り合うことになりました

 

その方は定年退職を迎えて

どこか物足りない日々でしたが

そのお店でジャズを聴いているうちに

学生時代の気持ちが甦り

還暦の60才で40年ぶりのライブを

やるという決意をしたのです

 

その話を聞いて僕はすぐに

取材のオファーをさせていただきました

銀座でライブをやる予定だったので

「渋谷や下北にもハコは沢山ありますが

どうして銀座を選んだのですか?」

という質問もさせてただきました

 

土地ごとに実はある「年齢イメージ」

すると小竹さんはカウンターに

置いてあるグラスを傾けながら

僕にこう説明してくれたのです

「この位の年齢になるとね

渋谷や下北の街は若すぎるんですよ

呼ぶお客さんも僕と同年代ですから」

 

それを聞いて僕は「なるほど~」と

とても納得したのを覚えています

確かにその土地によって

合った年齢層というのはあります

僕なりの視点になりますが

都内だとこんな感じではないでしょうか

 

「原宿」…10~20代

「渋谷」「下北沢」…10~30代

「新宿」「池袋」…20~40代

「銀座」…30~60代

そう考えるとジャズをやる60代の人が

これらの選択肢の中から

銀座を選ぶ気持ちはよく分かります

 

ライブに呼ぶお客さんのことも意識する

ということで第2のポイントは

「自分達の年齢層に合った土地を選ぶ」

これは重要ではないでしょうか

もちろん渋谷や下北にも

大人むけのハコはあると思いますが

街自体の「年齢イメージ」というのは

意外と定着してしまっているものです

 

「自分と同年代のお客さんを呼ぶ」

と考えた時に、足を運びやすい

場所を選んであげる気配りというのを

小竹さんのライブを取材した時に

勉強させていただきました

ちなみにハコは「銀座TACT」です

銀座で行われた40年ぶりのライブ映像

撮影はデジタルビデオカメラの

パナソニックVX980Mです

まだこの時はカメラの使い方に

慣れていなくて「逆光補正」したため

演者にスポットライトが当たると

顔が真っ白になってしまうというのが

今となっては悔やまれます・・・

 

しかし!ストーリーと演奏は

素晴らしいものになりましたので

お時間ある時にでも映像の方を

ご覧いただければと思います

還暦を迎えてからでも人生は輝ける!

という素敵なチャレンジです

 

お客さんのことを考えた優先順位

話を戻しまして

失敗しないライブハウス選びについて

・自分たちの音楽ジャンルと

マッチしたお店を選ぶ

・ライブに呼ぶお客さんが

足を運びやすい街を選んであげる

 

この2点はとても重要ですね

そしてこれらを踏まえて

音響&照明がいいお店を選ぶことが

できたら最高ではないでしょうか

ライブハウスやライブバーにとって

「音」「照明」はメイン商品ですから

 

そしてその次にノルマなどの

出演条件を検討したいところです

お金が絡むので最初に考えがちですが

「いい演奏をお客さんに届ける」

ことを考えたら優先順位としては

3番目あたりになると思います

 

そのお店からの愛を感じるか?

そして最後に!

そのライブハウスの店員さんから

音楽や演者に対しての愛が感じられるか

これ、すっごく重要です!

店によっては毎日の仕事ですから

流れ作業のように演者のステージを

「消化」しているところもあります

 

もし音響や照明が良くても

そのようなお店で演奏するのは

全くもってオススメできません

それを見極める判断基準の1つとして

ハコの下見に行った時に

従業員のお客さんに対する

「接客態度」を見るといいと思います

 

いまだに鼻ピアスした人が受付で

「ちゃーす」とかやってる

ハコも実際あったりしますから

いや、別にピアスがどうこうではなく

接客態度としてそれはアカンだろと

そこから店のオーナーの姿勢も

透けて見えてくるわけです

 

てっとり早いのはオーナーと話すことです

オーナーと直接やりとり

できるようなお店であれば

それが一番てっとり早いです

ブッキングまでしてるようでしたら

信頼度はかなり高くなりますよね

 

今まで行ったお店の中で

そういったハコは少ないですが

アイドル、J-POP、アニソン系なら

「あさがやドラム」は

オーナーが近くにいてくれて

アットホームでオススメなハコです

 

下記の撮影の時などは

兄妹ユニット「ななかと!」さんが

ノーギャラで出演協力してくれました

これは普段からオーナー自身が

出演アーティストとしっかり

信頼関係を築いているからだと思います

出演者が撮影に協力する程の信頼関係

ちなみに台本無しの全てアドリブです

通しで3回撮った映像から

編集でいいものを繋いで作りました

ひと昔前の通販のような動画ですが

ライブハウスのオーナーと

出演アーティストのコラボCMという

なかなか貴重な映像になりました

 

失敗しないライブハウス選びまとめ

「失敗しないライブハウス選び」

まとめますと、意識したいポイントと

優先順位はこちらとなります

(1)音楽ジャンルとマッチしたお店選び

(2)街の「年齢イメージ」を意識する

(3)出演条件やノルマの検討

(4)実際に演奏した時の音響&照明

(5)お店の音楽や演者に対する愛

 

そしてこれらはあくまで

出演する側の視点となります

お客さんの視点も考慮すると

お店のフード&ドリンクメニュー

またそれらの価格設定や味

店内の清潔感、従業員の接客態度

 

なども意識したいところです

とはいえ、上記の5つのポイントを

クリアする場所が見つかったとすれば

そこはあなたの出演するホームとなる

確率がかなり高いお店といえます

 

自分の音楽に合った場所を見つける重要性

音楽を楽しく長く続けるにあたり

自分が演奏するのに

ふさわしい「場所」を見つけるのは

とても大切なことです

それはライブハウスかもしれませんし

ライブバー、もしかしたら

路上での演奏かもしれません

 

路上ライブに関して追記しますと

アコギ1本と6千円だけを持って

弾き語りの収入だけで

世界一周をした「金丸 文武」さん

というツワモノもいます

この方にとって音楽は旅であり

それが自分を表現する手段なのです

アコギ1本で世界一周した金丸文武さんの映像

あなたのやっている音楽を

表現するのにふさわしい場所は

きっとどこかにあります

この記事がそれを見つけるのに

少しでもお役に立てれば幸いです

 

ジャンルと年齢イメージに合った

ライブハウスが見つかりましたら

改めてこちらの記事をご参照いただいて

自分たちの音楽にふさわしいお店を

見つけていただければと思います

⇒今まで行った57件のライブハウス音響&照明が良かったベスト3発表!

 

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