検索結果に答えを求める全く異質の2種類の心理

検索をかける人の心理には

2種類のタイプがあります

「検索したいものがハッキリしている」

タイプと、もう1つは

「モヤモヤしている」タイプです

 

例えば、「ハッキリ」の場合

ついさっき僕は飛行機の国内線で

東京から博多までのチケット代を

調べたのですが、検索したいことが

明確だったので検索窓に

こう入力しました「東京,博多,飛行機」

 

そして検索結果で参考になりそうな

サイトをいくつか見て

「飛行機だと大体、片道10.000円

新幹線だと20.000円位で

予約が早ければ飛行機の方が安い」

という情報を入手しました

 

サイト訪問者の忠誠心について考える

ここでその時に参考に

させてもらったサイトへの

忠誠心(ロイヤリティ)について

考えてみたいと思います

判断基準を、そのサイトの名前を

覚えているかどうかにすると

残念ながら覚えていません

(もちろん感謝はしておりますが)

 

これがしょっちゅう旅行に行く人や

趣味の場合は別ですが

そうでなければ「ハッキリ」タイプは

調べたいことが分かったら

それでオシマイなので

訪問したサイトへのロイヤリティが

低いケースが多くなります

 

その要因の1つとしては

先程のようにいくつかのサイトを

比較、統合して調べたりするので

いちいち1つ1つのサイトを

覚えていられないというのもあります

 

検索結果に求める答えが曖昧な人たち

さて、ではこれが「モヤモヤ」タイプの

場合だったらどうでしょうか

検索したいモノがあるんだけど

それが何だかハッキリしない人です

例えば音楽で曲作りや作詞で

行き詰まって悩んでいる人だとしたら

検索窓にこう入力するかもしれません

「曲作り,壁」「音楽,作詞,ネタがない」

 

これってきっと検索結果に

その人の求める答えが出てくる

可能性は低いですよね

なぜなら、明確な答えが無く

1人1人の価値観や考え方で

色々な意見があるものだからです

 

他にも職場のストレスで

悩んでいる人だとしたら

「仕事,ストレス」「職場,ストレス」

家庭の事情で悩んでいる人なら

「家庭環境,悩み」「家族間,悩み」

などと入力するかもしれません

 

検索結果に答えを求める全く異質の心理

ここでもう一度、先程と同じように

訪問したサイトへのロイヤリティ

について考えてみます

曲作りで行き詰まって悩んでいる人

職場のストレスで悩んでいる人

家庭の事情で悩んでいる人

 

こういった人達がもしも

「これが答えだ!」

と思えるような内容のサイトを

見つけられたとしたらどうでしょうか

そのサイトの名前や制作者などは

きっと覚えてしまいます

 

なぜなら、この場合は検索結果に

【共感】を求めているからです

これは本質的に飛行機のチケット代を

調べる時とは全く異なる心理です

「調べものが終わったらオシマイ」

ではなく、調べてからも

それを求める気持ちは消えません

 

どちらを優先してサイト制作するか意識する

つまり、サイト訪問者の

ロイヤリティを高めたいのであれば

検索する人に「ハッキリ」「モヤモヤ」

この2種類のタイプがいる

ということを意識して

サイトを制作する必要があります

 

どちらを優先するかというのは

そのサイトの属性にもよりますが

すぐに仕事に直結させたい

サイトの場合は「ハッキリ」タイプを

重視したサイト制作をした方が

成果に結び付きやすいかもしれません

 

逆にサイト訪問者への

ロイヤリティを高めてリピート率を

上げたい場合は「モヤモヤ」タイプを

重視したサイト制作をした方が

いいということになります

 

人が検索結果に求めるものは情報か共感

これはブログでも同じで

検索されることを意識して

記事を書いている人であれば

その心理を理解した上で

更新していけば、より質の高い

読者が増えていくかもしれません

 

検索結果に人が求めるもの

それは【情報】もしくは【共感】である

という事実は非常に重要です

サイトの解析結果の

検索ワードをチェックしてみると

その人がどちらを求めているのかが

だんだん分かるようになってきます

 

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