CD販売やライブ告知で「相手に断るエネルギーを使わせない」

Facebookでお友達の森野さんから送られてきた「モリユーバンド」のCD

Facebookでお友達の森野さんから

CDが送られてきました

実は直接お会いしたことはなく

実際にライブに行って

その音楽を聴いたこともありません

Facebookのタイムラインに流れる

彼のメッセージやPVを見て

何となく知っていた程度です

 

ではなぜこのCDを2000円で

購入しようと思ったのか?

といいますと、まず彼から

このようなメッセージが届きました

「いつも僕の記事を

気にして頂き有難うございます!」

そしてそこから彼のバンドが作った

アルバムへの熱い想いが続きます

 

とても丁寧かつ熱意あふれる文章

文字数も752文字と

メッセンジャーで送られてくる

メッセージとしてはかなり長文です

しかし、それを全部読ませるパワーと

細かい気配りがそこにはありました

 

長文を全て読ませる相手への配慮

まず、届け先を

「自宅」or「最寄りの郵便局」

選べるようにしてあったということ

当然、会ったことの無い人に

自宅の住所を教えるのは

抵抗ある人の方が多いはずです

そこへの配慮がしっかりしてありました

 

そして2000円の支払いは

音源を聴いてみて

気に入ったらで構わないということ

そのアルバムは沢山の人達との

繋がりを作ってくれた大事なCD

それも、もうすぐ完売するとのことです

 

文章には彼のCDに対する想いと

自信がとても込められていました

しかしそれでも、もしかしたら

気に入ってもらえないかもしれない…

という、これも相手への配慮です

 

人は売込みに対して心理的ガードをする

会ったことの無い相手に

お金を払ってもらい

自分のCDを買ってもらうというのは

とても難しいことです

まず、人は売り込みに対して

無意識のうちに心理的ガードをします

 

「どうやって断ろうか・・・」

という気持ちが最初に頭の中を

かすめるのが普通です

「断る」にはエネルギーがいります

失礼のないように文章を考えて

できるだけやんわりと…

というように、この時点で人は

「メンドクサイ」という状態になります


そして、そこへの配慮もしてあり
郵送希望の場合のみ
お返事いただけたらと思います
というメッセージも丁寧に
文章の後半部分に添えられていました

 

相手に断るエネルギーを使わせない

このような販売もそうですが

ライブの告知なども

「相手に断るエネルギーを使わせない」

というのはとても大事です

特にライブの回数が多い場合

何度も何度も相手にそのエネルギーを

使わせてしまっている時も

多いのではないでしょうか

 

それでも丁寧に断りのメッセージを

毎回ちゃんと送る人もいますが

基本的には、そのような気遣いを

させないようにしてあげるべきです

その商品やライブの情報を伝えて

興味があった場合のみ返信という方が

双方にとって気を遣わなくて済みます

 

そして彼のメッセージには

それらへの配慮が全てしてありました

その結果、CDが売れたわけです

販売する、相手にお金を払ってもらう

というのはとてもデリケートなことです

だからこそ、そういった細かい

気配りが必要になってきます

 

最後にモノをいうのは本人の熱意

ただし、これをテクニック的に

マーケティングの手法として使うと

相手に見透かされてしまいます

最後にモノをいうのは

「文章に込められた本人の熱意」

これしかありません

 

森野 雄貴さん

素晴らしいボーカリストです

歌唱力もさることながら

楽曲や歌、歌詞などにも

その熱意が見事に込められています

とてもいいアルバムを聴かせて

いただきました、有難うございます

 

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